研修旅行はまだまだ続きます。
3日目、朝一で水牛車へ乗りに行きました。
水牛車に乗ったのは干潮時。
やはり水牛車といえば海の中を歩く牛に乗るのが醍醐味ですから、朝一で乗りに行き良かったです。
水牛も1匹1匹性格が違い本当に由布島まで連れて行ってくれるのですが、それもまた景色と相まってとても素敵な時間でした。
由布島では休んでいる水牛や、まだ赤ちゃんの水牛が飼育されています。
他にも蝶園や植物園もありました。
しかし、何処にいても動物と触れ合いたい私達ですから、全員でまず向かったのは触れ合える水牛のRUI君の場所です。
西表島と言えば、イリオモテヤマネコです。
次は西表野生生物センターへ足を運びました。
西表野生生物センターは西表山猫の骨格標本や歴史などが展示されている場所です。
イリオモテヤマネコは思っているよりも小さく家猫のような大きさで驚きました。
いつも、バーデンでカラカルを見ているので山猫というのは大きいものだと思っていました。
しかし犬歯はやはり家猫よりも少し立派に感じました。
写真が沢山飾られていましたが、本当に可愛く実物を見られなかったのが、残念です。
午後からはガザミ摂りへ。
マングローブが生い茂っている場所を2時間ほど歩きガザミを探し回りました。
マングローブの木の付け根の穴に隠れている所を専門の道具を使用し捕まえます。
挑戦してみるもののさすがに素人には難しい…。
奇跡的にそこら辺を歩いているガザミを一班メンバー同様に二班メンバーも見つけ、盛大に盛り上がりました。
歩いているガザミを見つけることは本当に珍しいらしく、オジーとネェネは『やっぱ動物屋さんは持ってるね!』と褒めてくれました。
オジーが捕まえたガザミを持ち上げるとかなりの大きさと重さで驚きです。
ちなみにガザミのハサミは指なんて簡単に切り落とすパワーだそうです。
ガザミは合計で4杯持ち帰ることが出来ました。
オジーとネェネが振る舞ってくれたガザミやご馳走はとても美味しかったです。
西表島での最後の日もお世話になり、カヤックとトレッキングで沖縄一、水落を誇るピナイサーラへ。
カヤックは1時間程漕いでいましたが、漕ぎ方が難しく、腕に乳酸が溜まりとても大変でした。
トレッキングでは、かなり大きな植物や面白い形の木の実を発見。
ピナイサーラへ着いたとたん水の落ちる量に圧倒され腕の疲れはなくなりました。
天気は悪かったですが壮大なピナイサーラを見た途端、滝つぼへ一直線。
ピナイサーラの下で食べるおにぎりとパイナップルは最高に美味しかったです。
午後からはケイビングに。
狭い岩と岩の間を通過し、先行き不安な思いでしたスタートしました。
しかし洞窟を進んでいくと、もののけ姫の世界の様でとても幻想的。
ケイビング終盤では驚くものを目にしました。
それは木から白い煙が薄らと立ち上っている何かでした。
町田先生曰く、それはきのこの胞子だそうです。
季節、温度、湿度、タイミングが重なり目で見ることができたので本当に奇跡的で感動しました。
一班に続き二班も楽しく生き物について知ることが出来ました。
西表島で学んだことを仕事に生かし動物たちにとって良い環境を作っていきたいと思います。