2024年12月01日
世界中の素晴らしい動物たちとの出会い
Meeting with wonderful animals around the world
December 16, 2024
フィリピン海外研修旅行 Team B
COUNTRY Philippines/フィリピン
今年の研修旅行、B班はフィリピンの様子をレポートします。
1日目はマニラzooと日本人が多く移住するタギッグ地区の見学に行きました。
マニラzooは公営の動物園で、整備されており日本の動物園に近いかたちで動物たちが暮らしていました。
ここでは様々な爬虫類も見ることができ、私たちが普段飼育をしているヘビやトカゲと似た環境に生息している種類も多く飼育されていたため、私たちが飼育している爬虫類の飼育環境を整える参考になりました。
タギッグ地区はマニラから1時間程度の場所で比較的、治安も良くおしゃれなお店や高層ビル、銀座のような街並みがとても印象的でした。
フィリピンの道路は常に渋滞しており、車やバイク、人もあいだをすり抜けていくため、とてもスリルがありました。
2日目はアビロンzooへと向かいました。
こちらの動物園では、園長自ら案内役とお昼ごはんまで用意をしてくださり、もてなしてくれました。
お互いに熱心に動物の話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
また飼育環境は園長自身が木を植え、本当の森のような環境をつくったそうです。
展示方法や飼育環境は普段の仕事でも参考になる部分が多く、動物たちが生き生きと暮らしている姿をみて私たちの仕事の励みになりました。
また、ここでも普段私たちが管理している動物たちと同じ種の動物もたくさんいたため、与えているエサの情報等は私たちが管理している動物たちのエサ食いが悪くなった場合に与えるものとして参考になりました。
中にはフィリピンの固有種もたくさん飼育されていました。
3日目からはセブ島に移動し、オスロブでジンベイザメと一緒に泳ぎました。
セブ市街からは、でこぼこ道をおよそ4時間車で走ります。
着いてすぐにローカル飯で腹ごしらえ。
野生のジンベイザメの個体を餌付けしているため、人がいてもまったく気にしていないようで自分のすぐ隣を大きなジンベイザメがゆったり泳ぎながら、口をパクパクして餌を食べていて癒されました。
その後、海水浴とシュノーケルを行いウミガメ・イワシの大群を間近に観察することができました。
セブ島の豊かな自然を満喫し、フィリピンの重要な観光資源であることを実感した素晴らしい体験でした。
最終日はセブサファリ&アドベンチャーパークへと向かいました。
広大な敷地をトラムで移動しながら見学するサファリパークです。ここでは、バードショーの見学をしました。
客席の上を猛禽やインコが飛び交い迫力があり、日本と比べると積極的なお客さんが多く、ショー全体のノリが良いように思いました。
園内の病院施設も見学することができ、治療はもちろん、人工孵化を行う設備の整った場所です。
私たちが普段から使用しているICU(集中治療室)と同じものがあったり、とてもきれいに整理整頓されていて動線もしっかり確保されており病院スタッフとして見習いたいと思いました。
みんなの旅の目的の一つでもあった、本場フィリピンのハロハロを食べるというミッションも、ここで達成できました。
今回フィリピン研修旅行では、3つの動物園を訪れ、それぞれに特色があり、展示方法や方針の違いを感じ、それを普段の仕事でも参考にしつつ取り入れてみたいと思いました。
私個人としては、ジンベイザメとの遊泳は一度やってみたいことでしたので、今回の旅で夢を叶えることができ大満足です。
フィリピンの生活・文化にも触れ、日本は本当に恵まれているんだなと実感しました。
今でも野良犬が多くみられ、狂犬病で亡くなる方もいるそうです。
食事についても合うかなと心配でしたが、甘めの味付けのものが多く、とても美味しく食べることができました。
フィリピンのマンゴージュースは本当においしかったのでおすすめです!
大きなトラブルや体調不良もなく、無事に研修を終えることができ安心すると共に、とても貴重な体験を得ることができました。