日々、動物達と接していて感じること。
それは個々の動物達が持つ、秘めた可能性。
私達が持つ動物のイメージは、もしかしたら間違っているかもしれないと考えることはありませんか?
私は常々思います。
テレビや映画、また人から聞くことによって構成されたイメージ。
それは間違っているかも知れません。
テレビや雑誌にも取り上げられない、まだ全く認識されていない動物も数多くいます。
私達人間は動物達を見ることで、その動物の存在を認識します。
それが動物園で見る場合と、野生下で見る場合においてもそれぞれが持つイメージは異なるでしょう。
そして触れ合うことで、その動物の質感、目の動き、生命の強さなどを肌で感じます。
さらに一緒に過ごすことにより、よりその動物の危険性を含めた特性や、新たな可能性を見出すことができるでしょう。
カバの輸入から早1月ちょっとが経ちました。
カバという動物の可能性を探るべく、毎日接していますが、毎日新しい発見があり、時に驚かされます。
触れ合うことで、その動物を間近で観察することで、新たな発見が生まれた時、言い表せない喜びを感じます。
この仕事をしていて良かったなぁと思える瞬間でもあります。
輸入が難しい動物を入れて、日本国内の流通経路に乗せる。
確かにこれも私達の大切な仕事です。
しかしそんなことよりも大事なことがあると思うんです。
うまく言えませんが、
その動物達が持つ無限の可能性を引き出すことこそが、私達動物商の役目なのではないかと思います。