世界中の素晴らしい動物たちとの出会い

Meeting with wonderful animals around the world

December 01, 2020

研修旅行第1班~西表島~ 前編

COUNTRY Japan/日本

2班に分かれて沖縄県にある西表島へ研修に行ってきました。
石垣空港に降り立ち、石垣港からフェリーで1時間弱。 西表島は島のほぼ全域が国立公園に指定されている自然豊かな島です。 ここでしか見ることのできない生き物たちがたくさんおり、さまざまな動物を取り扱っているバーデンのスタッフにとっては最高の研修場所です。 10月という事で台風が重なることを危惧していましたが、天候にも恵まれたくさんの生き物に出会うことが出来ました。 まず、西表島を代表する生き物といえばイリオモテヤマネコです。 …が、今回の研修では出会うことが出来ませんでした。 ただ、西表野生生物センターにてイリオモテヤマネコの生態について学んできましたので、後編のブログにてご紹介します。 野生の生き物を探すには夜の方が都合が良い、という事で夜な夜な島を散策していました。 その名の通り、箱のように甲羅がふさがる石垣島と西表島にしか生息していな固有種セマルハコガメ、特別天然記念物にも指定されているカンムリワシ、環境省のレッドリストにも指定されているヤシガニ、日本の固有種サキシマハブ、そしてキノボリトカゲにサキシママダラ、オカヤドカリ、ムラサキサギ、ヤエヤマオオコウモリ、カグラコウモリ… 実際に野生に生きているものを見ていると、この種の生き物はどういった所にいる、どういう環境を好む、人が近づくとどういった反応をするなど、普段の私達の業務にも活かせる情報を得ることが出来ます。 そして、島の生き物の生息地に詳しいのは何といっても島民の皆さんです。 晩御飯でお世話になったレストランのお姉さんから島でとれる様々な貝について教えていただきました。 島でもめったに取れない貝のホネガイや、島のこの場所でしか取れない貝など、島民だからこその情報をたくさん聞くことが出来ました。

自然を知るには自然で遊ぶこと。
…ということで、とにかく楽しく遊びながら学ぶ。
これでもかとスケジュールを詰め込み、野生動物達が生活している場所を知る。
筋肉痛と戦いながら夜な夜な生き物を探して徘徊する日々。

世界でたった2つしかないと言われているサンゴのみでできた島、バラス島。
この時期の沖縄は基本的にどんより曇り空だったり、小雨だったり…。
波が高く船が出せない日が続いていて、バラス島に上陸できると知ったのは当日の朝。
陸上の生き物だけでなく、海の中の生き物たちも見たいと全員が切望していたシュノーケリングもできると聞き、一同朝から大慌てで準備をし、その日のスケジュールを巻きで進め、念願のバラス島に上陸できました。
バラス島を早々にあとにしてシュノーケリングに向かいます。
ガイドさんが絶好のスポットまで船で連れて行ってくれて、早速ダイブ!
とにかく『綺麗』という言葉しか出てこないほど、見渡す限り広がる美しいサンゴ礁。
色とりどりの大小さまざまな魚たち、ウミガメとの遭遇もあり、シュノーケリングを満喫した後は船釣りまで楽しみました。

島民との交流、生き物への知識を深める研修はまだまだ続きます。
バラス島の写真は後編で。

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