先日アメリカから到着した2頭のグラントシマウマが、12日間の係留検疫を無事に終えてクライアントの動物園に到着しました。

シマウマを含むキリンやカバなどの大型な動物園動物の検疫は、毎回本当に神経を使います。

輸送、クレートから畜舎への移動、検疫期間の飼養管理や餌、搬出時のクレートへの誘導、そして搬送…。

その分、無事に検疫期間が終わり搬出をした後、動物園さんからの到着の一報を受けた時にはホッとすると同時に、これまでの苦労が小さく思えるほどに本当に嬉しく思う瞬間でもあります。

当社から巣立っていった子達が、その後動物園の人気者になり、またその子達に二世が誕生したと聞いた時には、我がことのように嬉しく思うものです。

種の保存を考え、国内での血統を維持し、希少動物の繁殖を成功させることも動物園の大きな役割であり、その希少動物の繁殖に当社が少しでも寄与できているならば幸いです。

この2頭のシマウマ達も今後動物園で活躍をすることを願って、二世の誕生にも期待したいです。